タンギングができない！スランプに陥った話①きっかけ

2021年秋頃からタンギングができなくなりました。 2022年12月頃、解決の糸口が見えて少しずつ改善していますが 2023年11月現在も復活していません。 忘備録として そして、同じような悩みを持つ人のヒントになれば そんな気持ちで、ブログを書くことにしました。 スランプ前の状況 2021年9月から、ネリベルのコンチェルトに取り組んでいました。 低音域、それも、ほぼ五線の下という 低い音が多用されている曲です。 ペダルの音域が苦手な私は これを機に、たくさん練習しました。 ・ロングトーンやリップスラー ・唇の振動や口腔内を広くすること ・たっぷり息を楽器に入れること そんなことを意識していました。 そして、 低音域は、まだまだ音が鳴っていないから、、 と思って タンギングがうまく出来なくても そのうち出来ると思って なぜ出来ないのか探求しませんでした。

ネリベル難しい 譜読みからしばらくして 冒頭のHの音色を改善しようと思いました。 立ち上がりが曖昧で、詰まった音色だったのです。 そこで Hのタンギングを集中的に練習しました。 しかし なかなか上手く行きません。 あーでもない こーでもない いろいろ試すものの 納得いく音になりません。 また、曲中で ・低音域の八分音符4個のうち2個にスラーがついているフレーズ

は、うまく音が並ばず とりあえず、

全部スラーで息を通して 「唇の振動」を作ることにしました。 スラーを外して吹いてみたら 12月のある日。 件の八分音符は

スラーで練習してもなかなか出来ないので 今度は全部タンギングしてみようと思ったら タンギングで音が当たらない！！！ スラーだと音は出るのに タンギングすると、ボヘボヘ。 えーーーーー どういうこと！？ 慌てて色々吹いたところ タンギングで音が当たるのは、中音のＦまで。 そこからBまではヨレヨレで Bより下の音は全く音が出ません。 コープラッシュが吹けないのです。 目の前が真っ暗になりました。